みなさんは、いくつのテントを持っていますか?
私は6年間で6つのテントを買いました。(年一の買い換え)
どのテントも完璧とは言えず、結局どのテントもワンポイント妥協しながら使ってきました。
グループでキャンプをするなら、多少大きかったり、荷物が増えたりしても問題なかったりしますが、ソロキャンプの場合は、なるべく軽く、小さいもの、そして荷物が嵩張らないようにタープがついているテントを選んだりします。
しかし、結局タープがついているものや、前室を立ち上げるポールが付属していたりすると、収納サイズが大きくなったり、重量が増えたりして、ソロでの設営や移動が辛くなってきたりします。
そこで今回!!
ようやくそのソロキャンプでの負担を解消してくれるテントに出会いました。
しかも値段もお手頃価格。
特に収納サイズの割に、このテントでやりたいこと全てを解消してくれるだけのポテンシャルを秘めています。
今回はそんな優秀なテントを、多くの方に知ってもらいたく、記事を書かせていただきました。
wolfyok outdoorsワンポールテント ソロTC

実際のキャンプでの使用画像です。
最近は見慣れたワンポールテントで、組み立ての手軽さや見た目のかっこよさからも評判になっていますが、なぜ今回このメーカーのワンポールテントを紹介するかと言いますと、
このテントは、他のテントにないものを全て持っているんです。
それを今回、他のテントと比べてどうなのか。一点一点挙げていこうと思います。
スペック
素材: ポリエステル65% コットン35% (焚き火可能)
テントポール(3本):アルミニウム合金
耐水圧: フライシート表面は撥水加工を施しており、インナー底部の素材には耐水圧3000m
寸法: フロアサイズ :縦240cm×横240cm×高さ150cm
収納サイズ:20cm *20cm*49cm; 煙突ガード:36x28cm
煙突の穴の直径:9cm
重量: 約5.5キロ
軽さ&コンパクト
まず手元に届いて一番最初に驚いたのは【軽さ】です。
カタログ重量5.5キロということなので、5キロのお米と同じくらいですので想像しやすいかと。
でも実際TC素材の上、ポールが三本入っているとは思えない軽さです。


非力な私でも、片手余裕で持てちゃうレベルです。
大きさも、mont-bellのムーンライト3型とほとんど変わりません。
しかもこれでいてTC素材、三本のポール、おまけにインナーテントまでついていますから、このコンパクトさは常軌を逸してます。
最後にこのテントに似ている商品をいくつかピックアップしますが、このテントよりもコンパクトで軽いテントは見当たりませんでした。
設営が簡単
基本的には角をペグダウンして、真ん中にポールを刺して持ち上げて完成なので、ワンポールテント自体設営は簡単なのですが、
このテントは角が四つしか無く正方形なので、順番としては…
テントを正方形に広げる→角をペグダウン→ポールを立てる 以上です。
あとは自分のスタイルに作っていくだけ。インナーテントも引っ掛けるだけなので超簡単です。
設営時間は、慣れれば10〜15分くらいです。
付属品の良さ
このテントには、テントやペグ、ロープといった他に、
・タープポール2本
・インナーテント(メッシュ)
が付属しています。
一昔前は、この二品は別途購入しないといけないものでしたが、最近のテントは付属していることが多いので、テント自体を買えば大体オプションが揃うというのが最近のテント事情です。
しかしその一方で、そのオプションを全て付属してしますと、どうしても収納サイズや重量が大きくなってしまうことから、あえて別々で購入する方もいらっしゃいます。
ですので、これだけ付属されていて5キロ程度に抑えているのはかなり魅力的です。
さらに収納サイズもコンパクトなので、バイクや自転車でのキャンプにももってこいの商品です。
高機能
付属品が多いだけではなく、このテントの機能性も素晴らしく、時と場所のよってテントをいろんなスタイルにして楽しめます。

ワンポールテントでは、冬キャンプではよく薪ストーブをテント内に設置する方も多くいます。
このテントは、TC素材ということで火にも強く、しかも最初から煙突口までついているので、薪ストーブを簡単に設置できたりします。
そしてワンポールテントということもあり、虫の少ない冬キャンプでは、インナーテントを外すことによって、かなり広いスペースを確保できます。

私は、インナーテントは奥側だけペグで固定して、使わないときは奥にしまうようにして、寝る時に前に引っ張ってくるようにしています。
安い
これだけ高機能で、コンパクトで火に強いTCテント。
お高いのでは?と思いますが…
なんと13000円!!
キャンパーの方ならわかると思いますが、そもそもTC素材というだけで高いと思うのに、その上これだけの高機能でこの値段は、正直破格です。
比較のため、類似品を貼っておきます。
やはり値段が高かったり、重量が重かったり、収納サイズが大きいなど、機能性は似ているものの、細かいところが気になってきます。
デメリット2点
・グランドシートが付属していない
グランドシートは、テントの底の破れ防止や底冷え防止に敷くものですが、このテントには付属しておらず、インナーテントを使用する際に、無いと困るかもしれません。
ですが、100均などのブルーシートで事足ります。
・BUNDOKのテントと悩む
私が唯一、このテントと悩んだテントです。
こちらも前室を跳ね上げ、タープを張ることができたり、重さ、値段もこちらの方が魅力的です。
別売りのオプション品にはなりますが、前室を拡張できるフロントウォールというものがあり、慣れてくるとより広いテントに仕上げることができます。
しかし私はどうしても煙突口が欲しかったのと、コンパクトさからwolfyok outdoorsのワンポールテントを選びました。
BUNDOKのテントで、薪ストーブを使うのも可能ですが、テントと煙突部分に多少加工が必要だったり、テントと煙突が接触しないようにしなくてはなりません。
そしてバイクでソロキャンプに出かけるとなると、別途でフロントウォールを持って行ったり、新たに煙突とテントを守るためのものを持っていくのが難しいと思いました。
テントは『家』です。
妥協せず、自分のキャンプスタイルに合ったものを選びましょう。
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